変形性股関節症は大腿骨と骨盤の中にある軟骨がすり減り、炎症、痛み、股関節の変形を出してしまう疾患です。

　先天性の異常がなくても股関節の臼蓋が浅く脱臼しやすかったり、足の長さに差がある場合もごあります。しかし、多くは日常生活の姿勢や身体の使い方、仕事内容に原因が潜んでいます。

​　原因として、長時間の立ち仕事や座位の仕事、重い荷物の持ち運びが多い方、体重増加などが挙げられます。

　股関節は周囲の筋肉のバランスが崩れてしまうと痛みが出やすくなります。

股関節の筋肉はとても強靭に出来ているので偏った使い方をする事で脚の長さが変わったり骨盤の変形や足のシビレにも繋がる注意すべき関節です。

　長期間放置してしまうと、歩けなくなったり人工関節や骨切り手術の適応になることも多いです。早期施術と正しい動きの再教育が重要になります。