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​求人案内

最終更新日2024年2月27日

【求人案内】鍼灸師・柔道整復師を目指す学生の方へ

治療家なら、​指で語れ。

対に、一人では一人前になれない仕事。

 すこし長く(そして熱苦しく)なりますが、ひとりの治療家の想いを聞いてください。
 鍼灸師・柔道整復師として、20年近く歩んできました。

 これまで数えきれないほどのページをめくり、医学書の知識を頭へ叩き込んできました。
 指先の感覚を、芸術の域にまで高めたい。
 そんな想いで技術の研鑽に打ち込んできました。

 そして何より私を成長させてくれたのは、患者さんの存在です。
 実績も臨床経験もなく、ただ治したいという気持ちだけがあった若い頃から、
​ 自分を信じてからだをみせてくれた患者さんがいま
した。

 「先生」と呼ばれることの、誇りと責任。
 目の前にいる患者さんの声にならない痛みと向き合い、指でそれに応えようとする。
 指先に伝わる反応と感触を確かめながら、また瞬時に、次の動きを組み立てる。
 ただひたむきに、それを繰り返す。
 愚直なまでのフィードバックを積み重ねてきました。

 治療家は、一人で一人前になることが絶対にできない仕事です。
 これまで出会った一人ひとりの患者さんが、
私に成長のチャンスをくれ、
 一緒になって治療をつくり上げてきました。

 その信頼に、応え続けたいと思います。

​ 
その施術は、治療か、作業か。

 いま、効率化や多店舗経営を追い求めるあまり、
 患者さんと本当に向き合うことを忘れてしまった治療所も多いように見えます。

 その施術は、治療か、作業か。
 安直な器具任せで、目の前にある痛みと悩みに背中を向けてはいないでしょうか。

 その会話は、対話か、リップサービスか。
 トークの内容と治療の手順を形式化し、
 あらゆる患者さんをルーティンワークの中
に当てはめようとしてはいないでしょうか。

 自分たちのことを「先生」と呼んでくれる人がいる限り、
 私たちは、治療家であることの誇りと責任を、片時も忘れてはなりません。

 これまで育ててもらった患者さんに対しても、
 これから出会う患者さんに対しても、嘘や誤魔化しのあることはしたくない。

 からだ研究所は、真っ当な仕事を貫いていきます。

 
渓流につかりながら、見えてきた景色。

 正直なところ私も、
 ずっとこのモチベーションを保ち続けてこられたわけで
はありませんでした。

 日々の施術やスタッフの指導に加え、休診日でも経営セミナーや技術講習会に参加。
 プライベートな時間はほとんどなく、40歳を迎える頃には、
 心身ともに休息を求めるようになりました。

 仕事場を離れ、街からも離れ、自然のなか
へ。
 そこで渓流釣りに出会い、すっかり魅せられました。
 澄みわたる川のなかに入って、自分の気配を自然に溶け込ませ、
 アマゴたちと静かな駆け引きを繰り広げる。

 何年も休みなく走り続けてきた心と体に、そんな時間が何とも心地よく、
 このまま釣りと旅をしながら気ままに暮らせないかとイメージしたこともあります。

 一時期はたくさんのスタッフを抱えてがむしゃらに仕事に打ち込んできて、
 もう人の何倍も働いたから、ここから先は身も心も軽くして、
 遊びに打ち込んで生きていくのもいいかもしれない。

 しかし一方で、「このままでいいのか」という気持ちも湧き起こってきました。

 人生について、これまで以上に真剣に向き合いました。
 自分は結局、何がしたいのか。どう生きたいのか。
 そう考え抜いたとき、「今できることに、もう一度全力を注ごう」
 「目の前にいる患者さんと、もう一度本気で向き合おう」という気持ちが溢れてきました。

 渓流で多くの時間を過ごし、自然からエネルギーをもらったことも
 大きかったのかもしれません。
 仕事だけでは見えなかった景色が、そこにはありました。

 だから、これから入ってくるみなさんとは、
 患者さんとも、遊びとも、本気で向き合えるチームをつくっていきたいと考えています。

​ 
どんな人と働きたいか。どんな人へと成長してほしいか。

 からだ研究所は、一人ひとりが自立した治療家として、
 患者さんとまっすぐに向き合える治療院でありたいと考えています。

 どんな人と一緒に働きたいか。どんな人へと成長を遂げてほしいか。
 私たちの考えを、ここに記します。


 重心の低い人
 目先の利益や上辺だけで物事を判断してしまうのではなく、治療家になるための芯を持った人。たとえ不器用でも、実直に目の前のことと向き合える人であってほしいと思います。

 対話のできる人
 患者さんは、年齢も、職業も、治療院に来る目的も一人ひとり違います。さまざまな人と接する中で、大人としてきちんと話ができることは、治療への第一歩だと考えます。

 
本物を目指す人
 治療家の技術は、芸術性を宿す域にまで高めることができると考えています。技術に対して突き詰めることのできる人。謙虚に勉強し続ける姿勢を持つ人であってほしいと思います。

 
先生力のある人
 ただ施術のうまい人ではなく、患者さんから信頼される人へと成長してください。そのために、知識はもちろん、言葉の選び方や立ち振る舞いにも磨きをかけてください。

 
覚悟をまとえる人
 ここでは上下関係はなく、患者さんの前では全員プロフェッショナルです。患者さんから逃げず、自分に足りない部分からも逃げずに、自らを高めていってください。

 
楽しめる人
 休むときはしっかり休み、遊ぶときはきっちり遊んでください。そこで得られたエネルギーやアイデアを、また治療にフィードバックしてください。厳しいこともたくさんあるかもしれませんが、あらゆることを糧にして、楽しみながら前へと進んでいきましょう。

 治療家なら、マニュアルされた話術ではなく、指で語ってほしい。

 患者さんに触れる指先で、その人にしか分からない痛みを感じ取れるか。
 快方への最短距離を見定め、そこに辿り着けるか。
 施術のあと、元気な姿を見送れるか。

 私たちの指は、感動さえも生み出せる可能性を持っています。

 治療院として在るべきかたち、治療家としての在るべき姿を一緒に突き詰めていける人。
 私たちは、そんな仲間を心待ちにしています。

 からだ研究所 院長
 鍼灸師・柔道整復師
​ 
藤井 克修


・基本給 230,000円

・勤務時
 
月・火・金 11:00〜21:00 
 土・日・祝   8:30〜18:00
 
​上記勤務時間内で休憩時間 60〜90分

・休日 水・木(完全週休2日制)/GW/夏季/年末年始

・試用期間 3ヶ月(試用期間中 月給 180,000円)

・交通費 一部 10,000円まで

・昇給 あり  ・歩合制 あり


 トリガーポイント療法の他、トレーニング、ピラティス、運動療法にご興味のある方、お待ちしております。
 まずは院内の雰囲気を感じに、見学に来てくださいね。

​ 詳しくは、お電話にてお問い合わせください。

 

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